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肺腑のナイフでLIFEを愛す。

無いとは思うが、質問・御意見等はお気軽にコメントで。

ピノキオピーという概念

ピノキオピー 音楽 自己顕示欲を満たす奴

はい。おはようございます。

 

なんだこの仰々しいタイトルは。

まあタイトルで釣りました。前回タイトルミスった感があったので。

 

この前帰宅途中電車に乗りながらアンテナ聴いてたんですよ。そしたらまさに電車っていろんな人たちがいるんだなーって思って。スマホ弄ってる人とか、どっか虚空を睨みつける人とか、おしゃべりしてる人とか、寝てる人とか。まあ普通ですよね。

でも「アンテナ」の歌詞はそこから

順番抜かしをしている

肩を落として歩いてる

席を譲ってる

イチャイチャしている

それを見ている自分がいる

って感じで「それを見ている自分」さえも俯瞰的に見つめるんですね。これは何気にすごい。アンテナって曲はピノキオピーの目線でありながらピノキオピーの目線ではないのだ。ピノキオピーという出口を使っているだけでその視点はどこか遠い神とかそんなレベルのものの目線 。というかその神という概念すら俯瞰的に見ているのかもしれない。

でもこれって思えば他の曲でもそうなんですよね。「祭りだヘイカモン」とかでも俯瞰的に「祭り」で浮き足立ってる雰囲気を見ていて、しかもその浮き足立ってない(または浮き足「立てて」ない)部分までも忘れず見ている。

 

そんで掘り下げていくとピノキオピーの作品は三つに大きく分けられるような気がします。(これは本当に個人の主観ですので。悪しからず)

 

1.ひねくれ人類ピノキオピー

 

2.人間を超越したピノキオピー

 

3.帰ってきたピノキオピー

 

と勝手に名付けさせていただきたい。

(順に初期、中期、後期(現代)と思っていただければ問題ないです。)

 

まずパターン1に当てはまるのは「玉葱」「キラキラ☆カプセル」「センセイニイッテヤロ」「ことのら」「人間なんか大嫌い」「ベニチオデルトロ」「アイマイナ」「腐れ外道とチョコレゐト」といった具合か。(例外も多々ありますが)

「普通」とか「正しい」とか「常識」とか世の中の基盤になってるけど実はものすごく「曖昧な」ものをザックザク切り込んでいってる雰囲気。このころのピノキオピーはひねくれていて、だけどどこか共感出来る。そんな感じの曲が多いような気がします。

 

そんでパターン2に当てはまるのは「胸いっぱいのダメを」「ひとりぼっちのユーエフオー」「かえるたちのうた」「レアノ」「ラブソングを殺さないで」 「マッシュルームマザー」「遊星まっしらけ」「ニナ」「それぞれに人生がある」などなどこれはかなり曲が多い上に私自身明確にこのパターンか。と問われれば怪しいのもあります。

とりあえず「ユメネコ」から「Antenna」あたりまでってところだと思います。(投稿順では)

これも本当に例外もあります。

私的に一番この型にドンピシャなのは「胸いっぱいのダメを」ですかね。(というかこの曲でピノキオピーに惚れた)これは主観の存在を一切匂わせない。全てを俯瞰的に見る構図で、ダメダメ言ってくる。(しかも歌詞で「ダメダメいうのもダメだ」と被せてきて、さらに「その着地点もダメだ」と。どこにも答えを用意してくれていない)

(⌒,_ゝ⌒)こんなん人間のセリフちゃうでぇ・・・

そう。人間を超えちまったんです彼は。

 

そしてパターン3。これはもう最近のAntenna以降のHUMAN収録曲ですかね。(これも時期等例外あるのはいわずもがな)ピノキオピーの目線っていうフィルターを通して人間の人間たる部分を浮き彫りにしていってる感じで、そこには「ピノキオピー」っていう語り手の息も読み取れる。「動物のすべて」とかは一見動物に焦点を当ててるようで、実は人間のこと歌ってるんですよね。「人間って動物と違ってしんどくて、ダサくて、嫌になるよね。」っていうことだと思いました。(「SAYONARA HUMAN」聴いてからですけど)

 

まあなんていうか、パターン1は人間のおかしさ異常さ奇妙さを斬り込んで「人間ってくだらんなー」という客観的目線だったのが、パターン2で「人間くだらんなーって思っちゃうような人間もくだらんなー」っていう超客観的な目線に移っていって、パターン3で「そういうところを汲み取っても人間はくだらない。けどやっぱり俺も人間だ」と、立場的にはパターン1と同じところに戻ってきたんですけど一周回って戻ってきたっていうか。うまく説明できないけど全然パターン1とパターン3は違うんですよね。それこそHUMANの帯のコメントにあった「本作は人間が持ち得るネガディブをポジティブへと昇華させた人間讃歌である!」ていうのが実にしっくりきていると思いませんか?私は思います。はい。

 

まあこんなこと長ったらしく書いといて何が言いたいかっていうと、昔のピノさんも今のピノさんも大好きってことです。「玉葱」とかのグサグサ刺してくる感じも大好きだし、「遊星まっしらけ」のどこか全人類見放したような歌詞も大好きだし、「空想しょうもない日々」の人間のどうしようもない日常に対してそれ以上のことを言わずただただ事実を突きつけて、それでも「今日も過ごしている」っていうまさに「人間」の歌詞っていうのも大好き。

 

駄文失礼。そして、

(⌒,_ゝ⌒)騙(語)っとんちゃうぞゴラァ」と思った方あなたは間違ってません。(⌒,_ゝ⌒)「(コメント欄を)荒らしまくるがいい」

※やめてね。

 

では。おはようございました。

 

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